日課運動（SAQ）の「準備と片付け」の10分間には、実はたくさんの学びがつまっています。

マットのように2人で協力しないとできない準備もあれば、1人で効率よく並べる工夫が必要なものもあります。
子どもたちは「手伝って〜！」「誰か一緒に！」「〇〇ちゃんお願い！」と自然に声を掛け合いながら取り組んでいます。

マット運びでは、1人が後ろ向きになることもあるため、周りを見て「ちょっとストップ！」と声をかけ、ぶつからないように気を配る姿も。
また、1人で準備する場面では、「指示書は踏むと滑るから、準備は最後、片付けは最初に」
といった経験から生まれた判断も増えてきました。

片付けでは、ラダーを絡まらないよう順序よく重ね、次に使う人のことを考えながら丁寧に整える姿も見られます。

準備や片付けの一つひとつを通して、
🤝 協力し合うコミュニケーション力
👀 危険を避けるための周囲を見る力
💛 他者を思いやりながら先を見通す力
が少しずつ育まれています。

これからも、子どもたちの成長を優しく見守っていきたいと思います。